PC利用時間記録ソフト「Logon/off Time Logger」(フリーソフト)で記録します。
フリーソフト(Logon/off Time Logger) を動かすために
それそれのファイルの役割
「Logon/off Time Logger」のプログラム本体は「logontc.exe」、同じフォルダーにある「logontc.txt」に時刻を記録します。「logontc.ini」はデータを記録する容量等、プログラムの環境設定をするファイルです。
スタートアップとは、パソコンを立ち上げたときに、自動的にプログラムを起動させるWindowsの機能です。すべてのプログラムの「スタートアップフォルダ」の中に起動したいプログラムへのショートカットを入れると、次回起動時に自動的にそのプログラムを起動させることができます。「logontc.exe」を(ログオフまでにログラムを終了させないため)タスクトレイにアイコン非表示モードで起動する場合はスクリプトというプログラムが必要です。それが同じフォルダーにある「mylogontc.bvs」です。ですので、スタートアップに保存するショートカットは「mylogontc.lnk」となります。
パソコンをON、OFFしたときの動き
パソコンにログオンすると、スタートアップに保存したショートカット「mylogontc.lnk」が、「mylogontc.bvs」で「logontc.exe」をアイコン非表示で起動し、時刻を「logontc.txt」に記録します。そして、ログオフしたとき、起動しているプログラムがその時刻を記録します。
個票を作成したいときは、エクセルソフト「働き方を考えよう.xlms」で、「logontc.txt」を読み作成します。
ネットワーク接続の有無で
パソコンがネットワークでつながっていず、1台、1台の場合は
1台1台のパソコンのドライブにフォルダーを作成し、「mylogontc.bvs」「logontc.exe」[logontc.ini」の3つのファイルを保存します。(「logontc.txt」は、フォルダー内にない場合「logontc.exe」が作成するので保存は不要です。)そしてスタートアップにそのフォルダーの「mylogontc.bvs」につながるショートカット「mylogontc.lnk」を作成します。
エクセルソフト「働き方を考えよう.xlms」の設定シートには、3つのファイルを保存したドライブ・フォルダー名を記述して設定するため、任意のフォルダーに保存しても動作します。ネットワークに接続していないので、パソコンを使用している先生が「働き方を考えよう.xlms」を使って、自分の個票を作成します。
パソコンがネットワークでつながっている場合は
logontc.exeはユーザーを認識できるため、1つのlogontc.txtに複数のパソコンのON、OFFが記録できます。しかし、学校では同僚とほぼ同時に出勤したり一緒に帰ったりすることがあります。1つのlogontc.txtにデータを記録する方法で、ほぼ同時に複数のパソコンが起動・終了した場合、あるユーザーがファイルを読み書きしているとき、他のユーザーはそれが行えないというWindowsの制限があるので、 「logontc.exe」が新たにファイルを作成してしまいます。するとそれまでのデータが消え、シャドウコピー機能を設定しておかない限り復活できません。このことは結構な割合で起こります。ですので、この方法はお勧めしません。そこで、そのパソコンがつながっているサーバーに台数分3つのファイルを保存したフォルダー(以降、フォルダー名をパソコンのナンバーにすると分かりやすいのでPCNoフォルダーと呼びます)を作成します。そして、各先生方のタートアップに、その先生のパソコン番号に対応するPCNoフォルダーの中にある「mylogontc.bvs」につながるショートカット「mylogontc.lnk」を作成します。これにより、同時書き込みがないのでデータは消えません。
エクセルソフト「働き方を考えよう.xlms」の設定シートには、PCNO フォルダー名を記述して設定するため、任意のフォルダーに保存しても動作します。サーバーにPCNOフォルダーがあるので、管理者が「働き方を考えよう.xlms」を使って、先生方全員分の個票を作成できます。
環境設定について
5つの作業が必要です
ネットワーク接続の有無にかかわらず、以下の5つの作業が必要です。
- 1 本ソフトなどを保存するフォルダー(例)「働き方」をサーバー等に作成する。
- 2 その「働き方」フォルダーに、マニュアルのページから、必要なファイルをダウンロードして保存する。
- 3 その中のエクセルソフト「働き方を考えよう.xlms」を開き、設定シートに先生とPCNOフォルダー等を登録する。
- 4 そのエクセルソフトの「PCNOフォルダー作成」ボタンを押し、PCNOフォルダーを必要台数分作成する。
- 5 先生のパソコンから対応したPCNOフォルダーを開き、mylogontc.bvsへのショートカットをつくる。
「PCNOフォルダー作成」と「mylogontc.bvsへのショートカット作成」も簡単です
エクセルソフト「働き方を考えよう.xlms」にPCNOフォルダーを登録すれば、ワンクリックでできます。さらに、各先生方のパソコンから対応するPCNOフォルダーを開き、「スタートアップにショートカット作成スクリプト.vbs」をダブルクリックすると、そのパソコンにショートカットが作成できます。(この作業は、手作業で入力する分を除いて、PCNOフォルダーに登録した先生のパソコン全てで行う必要があります。)
使用するための環境づくり
作業1 本ソフトを保存するフォルダーを作成します。
ファイルサーバーがあれば先生方の状況を一斉に把握できるので、そちらにフォルダーを作成することをお勧めします。
ここでは、例としてフォルダー名を「働き方」とします。
作業2 「全ファイル」をダウンロードします。
インターネットエクスプローラーを例に説明します
- ➀ 右の「全ファイル」をクリックし、IE下部に下の表示が出たら、「保存」を左クリックします。
- ②下の表示が出たら、「フォルダーを開く」左クリックします。
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- ③開いたフォルダーの中に「zaikoujikan.zip」があるはずです。それをダブルクリックします。
- ④ 解凍ソフトにより、フォルダー指定ができる場合があります。
- ⑤ 解凍先フォルダーに「logontc配布データ」フォルダーができます。
- ⑥ 「logontc配布データ」をダブルクリックして開き、下のようになっていることを確認します。
作業3 「全ファイル」をサーバーのフォルダー「働き方」にコピーします。
① 「logontc配布データ」フォルダーを開いて上の⑥となっていることを確認します。 - Ctrキーを押しながら Aキーを押して(以後、Ctr+A と表記)すべて選択します。
- そして、Ctrl+C を押して、コピーします。
- (これは、メニューバーを使って 編集⇒すべて選択、編集⇒コピー でもできます。)
② サーバーのフォルダー(例 働き方)を開きます。
③ Ctrl+V(または 編集⇒貼り付け)で、すべてのファイルフォルダーを貼り付けます。
作業4 マニュアルを参考に、「準備、個票作成、年度が変わったら」を行います。
エクセルソフト「働き方を考えよう.xlsm」の使用方法は、作業2⑥の資料フォルダーの「kaisetu.pdf」にまとめてあります。また、右のPDFマニュアルでダウンロードできます。
マニュアルを参考に作業を進めてください。