YourLogGetSys.xlsm

エクセルソフト「YourLogGetSys」で個票と一覧表が作成できます

ソフトの概要

 Windowsは電源のON、OFFを自動で記録しています。このソフトは、その記録(ログ)をネットワーク経由で読み、調査対象月の日々の在校時間を計算し、全員の個票とそれをまとめた一覧表を自動で作ることができます。パソコンを一日中ONにしておく必要はありません。出勤してON、帰る前にOFF、その間、何度ON、OFFしてもかまいません。その日一番早くONした時刻を「勤務の始め」、一番遅くOFFした時刻を「勤務の終わり」として計算します。

ソフトのイメージ



 YourLogGetSysは、ネットワーク所属のパソコンに保存されているログを読んで、その先生のフォルダーにデータを保存したり、個票作成、一覧表を作成したりします。

他のパソコンのログを読むことができる条件

 次の3つが条件です。

  1. ① アクティブディレクトリーのドメインに所属しているネットワークであること。
  2. ② このソフトを使う人のアカウント(ID)に管理権限があること。
  3. ③ 調べたいパソコンの電源が入っていること。ログオンしていなくても読み取れます。電源OFFの場合は読めません。

使用準備

① 右から「YourLogGetSys.xlsm」と「mylogGetSys.xlsm」をダウンロードします。
② 先生方が開くことができるサーバーに任意のフォルダーを作り、ダウンロードした2つを保存します。
③ PDFマニュアルをダウンロードして、取り扱い説明を読んでください。

ソフトの設定

編集を有効にして、コンテンツを有効にしてください

 はじめて使うときに、エクセル上部に次の表示がされます。

 このソフトはインターネットからダウンロードしてプログラムが組み込まれているので「保護されたビュー」という読み取り専用くモードで開いています。次のいずれかの方法で「編集を有効」にし「信頼済みドキュメント」にしてください。
  •  ① 「保護されたビュー」メッセージバーの「編集」をクリックする
  •  ② 「ファイル」タブ-「編集を有効にする」 (又は「編集」)をクリック
なお、ファイル名を変更すると、このメッセージが表示されます。

コンテンツを有効化してください

 このソフトにはマクロというプログラムが組み込まれています。そのためはじめて開くとき「マクロが無効にされました」との「セキュリティの警告」が表示されます。この場合プログラムが動きません。実際に設定シートのC3には、このブックがあるフォルダー名が表示されるはずですが、0になっています。 [コンテンツの有効化]ボタンをクリックして信頼済みに設定してください。このこの警告は、2回目以降はが表示されません。


 

設定シートに、先生名と使っているパソコン名、mylogGetSys名を入力します

 このソフトは、先生方のパソコンのログを読むため、どの先生がどのパソコンを使っているか設定する必要があります。そこで、I列の3行からパソコン名(PC_NO)、そのパソコンを使っている先生の名前(氏名)をJ列の3行以降に入力します。PC_NO は半角大文字で空白なし、氏名は空白なしで入力してください。入力データに空白がある場合は、自動で削除します
 また、他のパソコンのログを読めない場合、mylogGetSys.xlms を使って一覧表を作成できるようにしています。そのため、一緒に保存したmylogGetSys名をC27に入力してください。

パソコン名はコピーぺできます

 設定シートに「①PC_NO 検索ボタン」があります。これをクリックすると、現在ネットワークにつながっているパソコン名がL列3行以降に表示されます。これをI列3行以降にI3のPC_NO とJ3の〇〇〇〇を残さないように、値複写してください。

先生名でフォルダーを作ります

 mylogGetSys.xlms 名、パソコン名、先生の名前が入力できたら、「②先生フォルッダー作成」ボタンを押してください。このソフトとmylogGetSys.xlms が保存されているフォルダーに、調査フォルダーができ、その下に先生名フォルダーができます。

個票の作成

働き方シートを選んで個票を作成します

 在校時間記録用紙が個票です。個票は調査フォームを使って次の手順で作成します。
  1. ① 調査年(西暦)調査月を半角で入力します。
  2. ② 「カレンダー作成」をクリックして、調査月のカレンダーを作成します。
  3. ③ 土が出勤なら曜日欄に「土」、月から金が休みならX列に何か入力し、休日の解除と指定をします。
  4. ④ 「カレンダー保存」をクリックして、保存します。
  5. ⑤ 氏名の欄の▼をクリックして、調査したい先生名をクリックして、個票を作成する先生を選びます。
  6. ⑥ 「個人ごと」をクリック、「調査実行個票作成」をクリックし、個票を作ります。



一覧表の作成

調査フォームの「全員を自動で」を選びます

 オプションを選び、「調査・個票作成自動実行」をクリックすると一覧表が完成します。オプションの内容は以下の通りです。
ア 自動で個票を印刷したい場合は、クリックしてレ点をつけます。
  チェックがない場合は、一覧表作成のみを行います。
イ 読み込んだデータを保存したい場合は、レ点をつけます。
 チェックすると、読み取ったログ情報を先生方のフォルダーに自動保存します。データ保存ができると、次回調査時にパソコンが起動していなくても、そのファイルを読み処理できます。
   ウ ログを読を読むに、レ点をつけます。
      チェックすると(通常、チェックします
 ログ情報を読み、次に保存したファイルデータを読み込み、重なりなどを調べ、個票を完成します。  
     チェックしないと
 ログ情報を読みません。保存したファイルデータを読み込み、個票を完成します。対象月のログ情報を保存できているなら、ログを読む時間をカットできて、早く処理が終わります。 

Ver16_3で新しくなったこと

➀ 個票のまとめが、勤務日と休日を区別して集計できるようになりました。
 

② まとめ、一覧も、勤務日と休日を区別しています。
③ 一覧表で、データの修正ができるようになりました。(ただし、修正したデータは保存できません。)
④ 設定シートに次のボタンができました。
 ア myLogGetSys名の取得
   このボタンを押せば、配布するmyLogGetSysを選ぶことができます。
 イ myLogGetSys名の配布
   このボタンを押せば、各先生方のフォルダーにmyLogGetSysを保存します。
 ウ 前のバージョンから読み取り
   このボタンを押すと、前のバージョンから、myLogGetSys名、PC NO、氏名を写します。